学校長あいさつ

　長須小学校は明治６年の創立、今年度創立150周年を迎える、地域ととともに歩み成長してきた学校です。
　４月７日には、新入生14名を迎え、全校児童145名で令和５年度がスタートしました。ここ数年間は感染症予防のため、さまざまな制限がある中での学校生活でしたが、どんな世の中や時代になっても、子どもたちの健やかな成長を願う気持ちに変わりはありません。
　本校では、魅力ある学校づくりの柱として、ＮＩＥと郷土教育を進めてきました。昨年11月には、研究発表会を実施し、県内の多くの先生方に本校の取組を見ていただきました。
　また、令和４年度は、茨城県教育広報・ＮＩＥコンクール教育実践の部で長須小学校全職員が「県知事賞」を受賞しました。さらに、児童・生徒作成部門で、４年生の「ＳＤＧｓスクラップ」が『県教育長賞』、同じ４年生の「教科新聞」が『優秀賞』、３年生の「ハガキ新聞」と６年生の「校長先生からの挑戦状」がそれぞれ『優秀賞』、４～６年生の「新聞スクラップ」が『優秀賞』を受賞しました。昨年度だけでも、本校の取組が９回も新聞に取り上げられました。その結果、多くの賞賛と学校全体での取組に高い評価をいただき、『優秀学校賞』を受賞するなど、児童、教職員ともに自信につながる実り多い１年となりました。
　また、本校では、保護者や地域の皆様のご尽力により、多くの体験活動を実施することができています。特に、長須地区ならではの「レタスプロジェクト」や「田んぼの生き物調査」などの郷土、環境教育や長須地区・長須小学校地域合同防災訓練や交通安全教室等は貴重な体験です。今年度は、学校運営協議会（コミュニティー・スクール）を導入するなどより地域と一体となって、よりよい教育の実現に取り組んでまいります。
　未来の創り手となる「長須の子」たちに必要な資質・能力を確実に育むために、教職員一同、全力で取り組んでまいります。本年度も変わらぬご理解・ご指導をどうぞよろしくお願いいたします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　中島　まり子