学校概要

学校長あいさつ

令和8年度 学校長あいさつ

 猿島中学校の正門に続く坂道を上ると、思い出多い校舎と校庭、鮮やかに咲き誇る桜の花が目に飛び込んできます。およそ、20年前に子供たちと過ごしたこの猿島中学校に、校長として赴任することができ、感激でいっぱいです。

 中には、当時の生徒が保護者となっていて、その子供が生徒として元気に声をかけてくれることもあり、教員として多くの子供の成長に関われることを、改めて心から幸せに感じています。

 当時、国語の授業や部活動を通して未熟な私にいったい何ができたのか、全く自信がありません。でも、子供たちの真剣さに負けないように、いつも一緒に、いつも本気で、どんなに大変なことも苦にならず、楽しみながら過ごしていた日々でした。

 私が、この猿島中に再び赴任させていただいたのは、その頃関わってくださった保護者の皆様や地域の方々、そして大人になった教え子たちに、恩返しをするためだと思っています。そして、今度は校長として、若さと活気に満ち、思いやりあふれる教職員とともに、歴代の校長先生方の想いを引き継いでいきたいと志を新たにしています。

 中学生は、毎日闘っています。それは進路選択の岐路に立っているからだけではありません。子供から大人へと成長する過程で、自分という存在と向き合い、矛盾や理不尽さにぶつかり、毎日葛藤しているからです。でも、実はその困難さこそが、多くの人と関わり考えることの意味と、本当の自分に気づく最大のチャンスです。その時に、子供の揺れ動く思いに余裕をもって寄り添い導いていけるように、私たち大人も日々学び、進化していかなくてはと思います。

 私は、毎日闘っている中学生が大好きです。必死に自分を守り、誰かを守ろうとする中学生を心からリスペクトしています。そんな子供たちと一緒なら、何でもできるような気がしてしまいます。

 学校は、未熟な大人と未熟な子供が共に育っていくステージです。猿島中学校というステージで子供たちが主役となってそれぞれの想いを膨らませていけるよう、全職員で全力を尽くしてまいります。どうぞ保護者の皆様、地域の皆様には、引き続きのご協力とご支援を賜れますようお願いいたします。

 

校長 間中 芳子