学校長あいさつ

令和5年度 学校長あいさつ

 　生徒の皆さん、保護者の皆様、令和５年度がスタートしました。今年度、猿島中学校に赴任させていただきました。螧原哲也と申します。よろしくお願いいたします。17年ぶりに、大好きな、伝統ある猿島中に赴任することができ、幸せを感じています。

新年度のスタートに当たり、生徒の皆さんに２つのことをお話しします。
　１つめは、自分の将来をしっかりと見つめることの大切さについてです。夢や目標は、生活や経験の中で変化や修正していくこともあります。しかし、将来の自分の姿を見据えて、その実現のために「今」を大切に行動していくことで、現在の夢や目標も、変化・修正した夢や目標も実現に近づけていくことができます。感染症対策も新しいステージに入るにあたり、視野を広げる機会や体験活動を取り入れ、将来の自分の姿の選択肢を増やす機会を設けていきたいと考えています。そして、様々な経験をしながら、将来の自分に必要な力をつけていってください。
　２つめは、猿島中学校の教育目標「感謝の心で 主体的に行動し 豊かに表現できる生徒の育成」についてです。皆さんにとって、この目標は、「こんな生徒・人になってほしい」との想いが込められていると同時に、「社会ではこんな力が必要ですよ」ということでもあります。また、「生徒の夢の実現が、学校の目標」とも考えています。そんな力をつけるために、学校が生徒の皆さんにとって温かい居場所となり、安心して学校生活を送れるように、先生方は全力で取り組んでいきますので、思いっきり、友達や先生方と活動し、自分を磨き、自己実現に向けて取り組んでいってください。
　そして、保護者の皆様。お子様の成長には保護者の皆様と学校との連携協力が大切になります。本校職員は、若い担任がたくさんいます。若いからこそ思春期の子供たちの気持ちがよく分かり、寄り添うこともできます。何より、情熱とエネルギーがあります。また、担任ばかりでなく、学校全体で、お子様の成長を支援していきます。学校・担任と保護者がしっかりとタッグを組み、お子様の健やかな成長につなげていきたいと考えております。ご理解並びにご協力の程、よろしくお願いいたします。
　最後に生徒の皆さん、様々な活動の中で、信じられる自分をつくり、感謝の気持ちを忘れずに、仲間や先生方、家族の皆さんと支えあいながら、成長してください。そして、生徒会スローガン「感動いっぱい 夢いっぱい 輝く猿島中」が実現できるよう、「チーム猿島中（さしま）」で取り組んでいきましょう。生徒の皆さんの、日々の輝く活動からの成長を期待しています。

令和5年４月3日

坂東市立猿島中学校長 　螧原　哲也